講師としての吉野敬介
代々木ゼミナールで人気古文講師として名を馳せて、吉野宿を設立した吉野敬介ですが、実際の彼の講師ぶりはどうなのか気になる人は多いのではないでしょうか。
元々の彼の気質や、元暴走族という過去も手伝ってか、やはり講師としては型破りな存在だったようです。
その外見から萎縮してしまう学生も多いようですが、講義の内容はわかりやすく、合間合間に挟まれるエピソードが面白いということが人気の秘密です。
勉強ができない人間にとって、できる人間に「やればできる」と言われても、元からできる人間が言っていることと理由をつけて、真に受けないで聞いてしまうという人もいます。
しかし才能の有無はともかく、真剣に勉強をすれば結果を出せるということを体現している彼の話なら、しっかり受け止める人は数多くいます。この点も吉野敬介の人気の秘密なのでしょう。
吉野敬介講義の特徴の1つに雑談があります。一見すると勉強内容とは全く関係ない話が多く、その時間を講義にあてろと思う生徒もいるのではないでしょうか。
しかし考え方を変えてみると、そういう雑談を交えていても必要な学習はこなせているのです。
がむしゃらに勉強をしている時は、しっかりと身についているように思えます。しかしある程度余裕を持って勉強している時の方が、後々まで頭の中に残りやすいのです。
焦りが出てくると余裕がなくなってしまいますが、少しは余裕があるくらいのスタンスの方が何事も効率が良いのです。
基本的なことですが、こういう問題は当事者にとっては気づきにくいものです。彼の講義にはこういったことを気づかせてくれる一面があるのだと思います。
